中古マンションの売却に適した時期を見極める

マンション12

マンションの資産価値は、時々刻々と変化しています。「高騰が続いている」という安直な理由で売却を渋っていると、売り時を見誤ってしまい、大きな損失を被る危険性が高いです。リサーチした上で、いつ売るべきかを見定め、売却の準備を進めることが大切です。

そこで今回は、中古マンションの売却時期について解説します。

⇒オリンピック前が売り時!マンションを売却する時期を知ろう

老朽化する前に売却を考えよう

マンションは、戸建住宅のように簡単に建て替えることができません。法律において、一定数のマンション居住者から賛成を得られなければ建て替えできない旨が規定されています。築年数が長いマンションは、居住者の大半を高齢者が占めていて、建て替えに伴って引っ越しすることが難しいです。

建て替えに賛成する居住者は少ないでしょう。建て替え不可となったマンションは、朽ち果てる一方です。空き部屋をリノベーションしたとしても、時代の流れに応じて設備を導入する作業は難航必至でしょう。年々、修繕費が増大していきますが、居住空間の快適性は低下します。

マンションは、相続が容易ではありません。戸建住宅のように親から子へ、子から孫へと引き継ぐことは極めて困難です。そのため、タイミングを見計らって売却することが望ましいです。

新築マンションが高騰している時期に売却しよう

そもそも、中古マンションの売却に適した時期はいつ頃なのでしょうか。首都圏における中古マンションの単価は、築年数の長さに伴って低下しています。しかし、新築マンションの価格が高騰する時期は、中古でも高値で売れるチャンスが高まりやすいです。

この現象は、高額な新築マンションを買えなかった人々の行動に起因しています。

早急に新居を必要としている場合には、新築を諦めて、割安の中古マンションの購入を考え始めるケースが少なくありません。そのため、築年数が経過している物件でも需要が高まり、取引価格の増額を期待できるでしょう。関連リンク>>マンション売り

因みに、マンションの取引価格は、景気と同様に、世界経済の情勢や大規模な自然災害に影響を受けます。景気回復傾向、好景気の時期は、中古マンションの売却に適しています。

10月に売却の準備を始めよう

総務省の統計によると、市区町村間を移動した者の数は3月が1年の中で最多です。3月に賃貸マンションに引っ越ししている人物が非常に多いことを窺い知れます。公益財団法人東日本不動産流通機構の調査では、引っ越し件数の増大に伴って、中古マンションの取引件数が多くなることが分かっています。

引っ越しのピークとなる3月に合わせ、売却活動を展開してください。活動をスタートする時期は、10月がおすすめです。10月に物件の査定金額を算出し、11月頃から宣伝を始めましょう。不動産会社の協力を得ることによって、手間なく宣伝広告を作成できます。

会社によっては、オーナーの希望に沿って営業活動を行い、購入希望者を探し出していますよ。通常、宣伝を開始してから約3ヶ月で買主が決まります。売買契約を結んだ約1ヶ月後、引き渡し手続きが行われます。売却活動に一定の日数が必要となることを考慮しておきましょう。

大規模な修繕工事の後は売却に適している

マンションのチラシで「大規模修繕工事済み」という文言を見かけたことはないでしょうか。大規模修繕工事には、エレベーターの付け替え、共用スペースのタイル貼り替えなど、多種多様なものが含まれています。大規模な修繕を完了している事実は、購入を検討している方々に対するアピール材料となるでしょう。

特に、外壁のリフォームを済ませた後の物件は、築年数を感じられない見た目に一変しているケースが少なくありません。好印象を与えやすいでしょう。反対に、塗装がはげて苔むしている状態では、人が寄り付きくいです。

実際、全国宅地建物取引業協会連合会のアンケート調査において、購入希望者が強い関心を持っている項目はマンションの外観・デザインとなっています。外壁の塗り直しによって、外観デザインがブラッシュアップされると、写真映りが良くなります。

何年も外壁をメンテナンスしていない場合には、売却を見据え、大規模修繕を行ってみてはいかがでしょうか。見た目の印象が改善されれば、売却の機会を模索できるはずです。

親から相続したマンションは即座に売却しよう

前述の通り、マンションは何世代にもわたって使える資産ではありません。親から相続した中古マンションを住居として利用しない中、所有し続ける行為は賢明ではありません。特に、築数十年のマンションは、管理組合が各部屋の所有者を特定しにくく、修繕積立金や管理費の徴収が難航します。

所有者不明の部屋が多い場合、管理費が足らず、メンテナンスを十分に行えなくなるでしょう。マンションの価値が急落しかねません。問題が次から次へと発生するリスクが否めないため、老朽化が深刻化する前にマンションを手放すことが得策です。

複数の兄弟姉妹で相続した際には、「親から譲り受けたマンションを可能な限り高値で売りたい」と言う人が居るでしょう。確かに、親が大切にしてきたものを粗末に扱うことは控えるべきです。しかし、マンション全体、今後の将来を考えて判断する必要があります。

不要になった中古マンションが子どもの人生の足かせとなることを親は望んでいないはずです。しっかり兄弟姉妹みんなで話し合い、時期を問わず直ぐに売却してください。

景況感に注意して売る

2019年10月、消費税が増えました。増税を契機に、増税の前は、駆け込み需要が高まり、マンションの取引が活発でした。しかし、増税直後、築年数を問わずいずれのマンションも売れにくく、取引価格が低下しています。

一時的に大きな金額の買い物を控える消費者が増加しているようです。中古マンションを売る時は、増税が景気に及ぼす影響をチェックしましょう。

複数の会社に見積もりをとろう

不動産投資のノウハウを持っていない状況下、全く下調べせず、不動産会社1社に中古マンションの売却を依頼することは避けましょう。会社ごとに得意分野が異なっているため、もしもマンション売却が不得手な会社を頼った場合、市場価格よりも格段に安い値段で売られてしまう可能性大です。

先ず、複数の会社に査定を頼んでください。査定金額を見比べて、いずれの業者が最高値で売却してくれるのかを把握しましょう。しかしながら、信頼できる業者を探し出すためには、多大な時間と労力がかかります。もしも中古マンションの売却で悩んだ折には、大手企業が運営しているサイト・HOME4Uの一括査定サービスを利用してください。

優良企業に売却を一任できます。

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